【早産児用ベビー服】アルトタスカルの肌着「ちいさいふく」購入レビュー

育児用品

様々な要因で、最近は一昔前と比べて小さく産まれる赤ちゃんが増えているそうです。

それでも小さい赤ちゃんは少数派。いざ小さな赤ちゃん用の服を探してみても、店頭では見つからないし、ネット通販で探してみても必要としている人が少ないからかお値段は高め。

そんな時、小さい赤ちゃん用の安価なベビー服を見つけたので購入してみました。早産児だけでなく、普通くらいに産まれた赤ちゃんでも新生児期は服ダボダボ問題があるので、1着あるとぴったり着られてかわいいかもです。

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低出生体重児に合うベビー服がない問題

我が子は色々あって小さく産まれ、産まれてからしばらくはNICUでお世話になりました。NICUでは服は貸してもらえましたが、退院後の服は当然用意しておかなくてはなりません。

退院時の体重は2300gほど。一般的な新生児サイズの50〜60サイズではダボダボ。特に襟首がゆるすぎて顔に服がかかりそうでこわい。

うちの子は早産でしたが、2300gって産んでみたら意外と小さかったというレベルの子も割といるかと思います。

そんなわけで50〜60サイズより小さい服が欲しい!

特に肌着!コンビ肌着が楽で好きだ!!夏は1枚でお腹も出ないし!!!

しかし、上述通り店舗では全く見つからず、インターネットで探しても1着数千円するものがゴロゴロ。一般家庭にそれは厳しい…!

しかも真っ白だったり、柄が微妙に可愛くなかったり、選択肢も限られていました。

そんな中ヒットしたのが「アルトタスカルのちいさなふく」でした。

アルトタスカルとは

このアルトタスカルというブランド、コンセプトが「親があると助かるとおもう服を作る」というもので、他にも面白い服がたくさん。

しかも、割と安価。庶民でも手が出せる価格帯。そしてかわいさにもこだわっている。

最近(2021年10月現在)、色々なバリエーションが増えてきていて、今後も楽しみです。ちなみに、私がちいさなふくを購入当時は、医ケア児用のかわいいふくや裏表どちらでも着られるTシャツと肌着の販売があり、裏表どちらでも着られる「どっちもおもて」、「おなかでぬ」は購入済みなのでまたレビューします。

最近出たやつも欲しい。

「ちいさなふく」の特徴

こんな感じで届きました。

低出生体重児用の服

「かわいい低出生体重児用の服」というコンセプトで開発された服だそうで、40〜45サイズだそうです。通常の新生児服よりもひとまわりはちいさいなという印象。

実際小さめ赤ちゃんの着替えをしていて思うのが、襟首のあたり。ここが合わないとすごくダボダボだし、赤ちゃんが動くと顔に服がかかったりしてこわい。このサイズだと低出生体重児だけでなく、普通の新生児期にも対応するなぁと思いました。下に実際着せた感じを載せますが、4kgちょっとまで着られたので、3kgくらいで産まれた子ならちょうど1ヶ月着られる感じかなと。

かわいい柄がたくさん

小さめサイズの服の何がツライって、高い割にかわいい柄がないこと…!

真っ白だったり、薄ボンヤリと小さな動物がいたり、なんだか奇抜な花柄だったり。。。値段を気にしなくてもなかなかかわいいと思える物には出会えずにいました。

アルトタスカルはその辺りの需要を汲んで、「かわいい」低出生体重児用服にしてくれたのが本当にありがたいです。

果物柄、三角柄、動物柄、花柄、雲柄、星柄、オフ白の7種類展開で、我が家は果物、三角、動物、花、オフ白を購入しました。果物が淡くて特にかわいいです。

マジックテープ式

肌着というと紐タイプやパッチンボタンが多いですが、ちいさなふくはマジックテープ式。個人的にマジックテープ式が一番楽なので嬉しかったです。袖通してペタってやるだけなので、多少ウゴウゴしていても問題なし。

上の子の時、何も分からず紐式にしてたんですが、毎回結ぶのが地味にストレスだったし、最終的に自分で解いたりとかもあったので、この肌着に限らずマジックテープ式は本当におすすめです。

ちなみに裾の部分はパッチンボタンでコンビ肌着として使用できます。

お手頃価格

需要が少ない商品はどうしたって高価になりがちなのは理解していますが、低出生体重児用の服って本当にお高い…!

ただでさえ成長スピードが大きい新生児期、少しの間しか着ないことがわかっている服に数千円は厳しい…!

今は少し値上がったようですが、それでも手が出る価格帯で助かります。

実物レビュー

そんなわけで、次女の退院に備えて果物柄、動物柄、三角柄、花柄、オフ白の5枚を購入しました。

サイズ感

実際に着せてみた時の写真と、当時の体重です。

2500g

まだ丈に余裕ありです。ちょっとぶかぶかなのに、襟首がぴったりなのが良い。

3100g

ジャストサイズです。

3500g

足のパッチンはまだ止まりますが、襟首〜肩にかけてがきつめになってきました。

3800g

足のパッチンもギリギリになってまいりました…!

4200g

パッチンがとまる限界。ちなみにこの後大きいサイズの肌着に変えましたが、大きいサイズの肌着が吐き戻しで全滅した時には下を止めずに短肌着として活用させてもらいました。万能。

4200g

上記と同日に60サイズの肌着にサイズアップしました!

40〜45サイズだとパツパツでしたが、60サイズはまだ少しぶかぶかでした。

うちの子は退院後はまさかの60g/日ずつ体重が増えてくれたため、あっという間のサイズアップでしたが、新生児の一般的な体重増加具合の30g/日だった上の子は3kg弱で生まれて、4.2kgになったのは1ヶ月半くらいでした。

なので、通常の体重増加具合なら、3kgくらいで生まれた子でも1ヶ月強くらいは使えるかなという感じでした。小さく生まれているこはもっと長く使える計算になります。

耐久性

吐き戻したっぷりで、毎日ジャブジャブ洗い替えして1ヶ月くらい使用しましたが、特に使用に問題なく、なんならまだ綺麗だしと時々短肌着としても出動させることができました。

マジックテープ

商品説明でも書きましたが、全面をマジックテープで止める形式、本当に便利でした!

吐き戻しを考えると多い子だと1日に5〜6枚着替えさせることもあると思います。上の子がそうでした。

産褥期の眠い頭で、毎回せっせせっせと紐を結ぶ…眠いし、赤ちゃん泣いてるしでなんとかしてー!とずっと思っていたので、今回マジックテープで本当にありがたかったです。着せてペタって終わり。楽ちん。

マジックテープ式の肌着って、当時これ以外はコンビの肌着くらいしか知らず、コンビはお高いので安く買えてよかったです。

本当にありがたいものに出会えた

いろいろ書きましたが、ちいさい我が子がピッタリサイズを着ているって、上の子の時には無い経験でとても可愛かったです!

退院用の1着とかでもいいので、オススメです。

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