子宮卵管造影検査とは?わかることと合併症は?

妊活

不妊治療を始めると、わりと初期から検査の一環として組まれていたりする「子宮卵管造影検査」。

どんな検査で、何がわかるのか。

副作用や痛み、検査にかかる時間や、仕事を休む必要があるかなどをまとめました。

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子宮卵管造影検査とは

レントゲンで撮影をしながら、子宮や卵管の中に造影剤を流し込み、子宮や卵管の通過性をみることができる検査です。
また、子宮の形態異常や子宮周囲や卵管の癒着なども推測することができます。

また、検査により卵管の通過性自体が改善することもあるそうで、私の通っていた病院では「検査をかねた治療だと思ってやってください」と言われました。

初めての不妊専門クリニック!どんな検査をする?いくらかかる?
不妊治療のため、専門クリニックに受診することは精神的にも金銭的にもハードルがあることだと思います。実際に初めて不妊専門クリニックを受診した時の流れや、検査内容、費用などを体験談を元に紹介します。

検査できる期間

不妊治療・検査全般に言えることだと思いますが、子宮卵管造影検査も生理周期内で検査可能な期間が限られています。

月経が終了し、出血が完全にとまってから、排卵日前までに実施するように言われました。
そのため、生理から検査までの期間まで避妊が必要で、検査当日も超音波検査を行い、排卵していないか、排卵直前でないかを確認したうえで検査となります。
ただ、私の病院では避妊していて、かつその周期のタイミングを諦める場合、排卵直前でも検査自体は可能でした。

検査ができない人

以下の人は検査が実施できない可能性があるので、事前に医師と相談する必要があります。
ヨードを用いた検査のため、甲状腺疾患を持っている場合基礎疾患に影響が出たり、アレルギーがでたりすることがあるためだそうです。

・甲状腺検査で異常がある

・クラミジア感染中

・アレルギー体質(特にヨードアレルギー)

・妊娠の可能性がある

・検査当日に出血がある

・検査当日に体調不良がある

・てんかん、喘息、心疾患など基礎疾患がある

その他、私の通っていた病院では夫婦二人で不妊治療に取り組むことが前提となっており、精液検査の提出がすんでいない夫婦は卵管造影検査を受けることができないようになっていました。

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費用

私の通っていた病院では、保険適用で5,000円程度でした。
造影剤の使用量や写真撮影枚数によって若干前後するようでした。

また、別途超音波検査、抗生剤費用などもかかりました。

検査の合併症

痛み

造影剤を子宮内に流し込む際、まずカテーテルを子宮に挿入します。

このカテーテル挿入時や、子宮内に造影剤が入る時に痛みを伴うことがあります。
インターネットで検索するとよく聞く「痛い」は、この時の痛みがメインだと思われます。

痛みがあまりに強い場合は、鎮痛剤を内服できると説明を受けましたが、検査時間自体短いので、服用するならあらかじめ飲む必要があるように感じました。

出血

カテーテル挿入の刺激により出血することがあるそうです。

少量であれば問題ないそうですが、性交渉は控えるように言われました。

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感染

膣や子宮内に挿入するため、まれに子宮内感染を起こすことがあるそうです。
こちらは予防のため、検査後は全員抗生剤を服用することになっていました。

また、感染症予防のため、検査当日のみは湯船禁止でシャワーのみの指示を受けました。

発熱や腹痛がある場合、すぐに連絡するように言われました。

アレルギー

造影剤によってアレルギー症状が起きることがまれにあるそうです。

検査後、何か異常があればすぐに教えてほしいと言われました。

甲状腺への影響

造影剤がヨードを含むため、検査後一時的に甲状腺機能が低下することがあるそうです。
その後は自然に回復することが多いそうです。

私の通っていた病院では、検査1ヶ月後に念のため甲状腺検査を再度行い、経過観察を行っていました。

甲状腺機能低下状態が続くと、不妊や不育の原因となりえるため、そうでなくても定期的な検査が組まれていました。

また、まれに赤ちゃんの出生時の先天性スクリーニング検査で甲状腺機能異常を指摘されることがあるそうです。
その場合、子宮卵管造影検査を受けたことを念のため主治医に伝えるように言われました。

造影剤の残留

造影剤は水性・油性とあるそうで、それぞれ性質やメリットデメリットが異なるそうです。
私の病院では、水性はイソビスト、油性はリピオドールを使用するようでした。
水性の場合は数日、油性の場合は数カ月~1年ほど残留することがあります。

残留自体は特に妊娠に影響はないと言われましたが、この間に腹部レントゲンやCT撮影を受けた場合、造影剤が写ってしまうことがあるそうなので、あらかじめ医師に伝える必要があるそうです。

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当日の持ち物

私の病院の場合の持ち物です。
病院によって異なると思うので、事前説明の際に確認してみてください。

・同意書 : 合併症のリスクを承知した旨の同意書の提出が必要でした。

・基礎体温表 : 排卵しているかのどうかの参考材料のようでした。

・ナプキン : 検査後、出血のおそれがあるそうで、着用するよう言われました。

・水分 : 検査後、アレルギー予防のため、水分をたくさんとり、早めに造影剤を出すように言われました。

・スカート : 当日はスカートをはいてくるように言われました。

検査の流れ

【受付】 同意書・基礎体温表の提出

【診察室】 医師から改めて今日の検査の説明

【内診室】 超音波検査で、子宮・卵巣の状態確認、膣内洗浄

【レントゲン室】 カテーテルを子宮口に挿入し、造影剤を注入すし、腹部レントゲンを撮影する(15分ほど)

【内診室】 再び消毒をする

【診察室】 すぐに医師から検査結果説明がありました

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検査結果で異常があった場合

子宮卵管造影検査で異常が見られたとしても、確定診断ではないため、さらに詳細な検査をしていく旨を説明されました。

ポリープや癒着

子宮内にポリープが見られたり、癒着が疑われた場合、確定診断のため、子宮鏡検査を行う必要があるそうです。

卵管の狭窄や閉塞

狭窄の度合いや、片側・両側か、年齢等を総合的に判断し、体外受精へのステップアップを勧められることがあるそうです。

卵管水腫の疑い

私のクリニックではMRI等の設備がないため、詳しく調べるため大きな病院への紹介となるそうです。

仕事を休む必要はある?

検査自体は半日あれば終わるものでしたが、私の通っていた病院では一日お休みのほうが安心ですと言われました。

人により痛みの感じ方が違ったり、痛みによって体調不良を起こしてしまう人もいるため、休みがとれるならその方が安心かもね、というニュアンスで説明を受けました。

なんにせよ、検査+前後の説明や処理などで半休は必要だなと思いました。

まとめ

卵管造影検査は、インターネット上では「痛い」がとりあげられがちですが、検査と治療を兼ね、多くの不妊クリニックで行われている検査です。
この検査から分かる情報は非常に多いため、リスクやデメリットをしっかりと聞き、同意したうえで検査に臨みましょう。

アレルギー等が心配な場合、その旨もお医者様に伝えてみてください。
卵管造影検査よりはわかることは少ないですが、卵管通水検査というものを行っている病院もあります。

納得したうえで検査を受けましょう。

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