
9週0日稽留流産から自然排出に至りました。運よく出てきた胎嚢のようなものを確保でき、病院に持っていくことができたので、でてきたものの特徴や病院への持っていき方をまとめます。
~これまでの経過~
3週2日 妊娠検査薬陽性
5週1日 胎嚢確認
6週0日 成長しているも心拍確認できず
6週4日 微量出血あり、卵黄嚢・胎芽確認
7週1日 心拍確認できず稽留流産疑い
8週0日 稽留流産確定、出血開始
8週2日 掻爬手術中止、自然排出待ちへ
9週0日 自然排出
自然排出に至るまで
8週0日、胎嚢(約2cm)・胎芽(約1mm)とも成長が見られず、稽留流産確定。
その日の夜、出血が始まりました。
8週2日、掻爬手術予定でしたが、微熱・リンパの腫れがあったので中止し、自然排出待ちに。
8週6日夜に、出血が普段の生理2日目を超え、生理前の腹痛も始まりました。
9w0d、深夜1:50、陣痛のような腹痛で目覚め、
深夜3:18、3種類のかたまりがでてきました。
出てきたものの特徴
トイレでかたまりを確認後、お風呂場へ。
まずは再び、かたまりを確認しました。
※出血や胎嚢の特徴等の記述があります。
私自身、でてきたものが胎嚢なのかどうなのか悩んで検索していたので、以下はそういう方向けに詳細な記載をしています。出血等の表現が苦手な方は、ご注意ください。
大丈夫な方はスクロールしてみてください。
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一つは、6cm×4cmくらい、赤黒いくて一番大きかったです。
広げるともう少し大きくなりそうなレバーのような見た目とやわらかさのかたまりでした。
広げた中のところに白っぽい1cm×1cmくらいの何かがありました。
強く触ったりすると内部から血が出てきそうな感じで、さっと血をゆすいでビニール袋に入れました。
後で病院で説明を受けましたが、これは胎盤・胎嚢周りの子宮内膜がはがれたものだったようです。
もう一つは、5cm×3cmくらい、赤黒かったり、白っぽく繊維質のような部分がありました。
レバー上のものは触るとやぶれそうだったのに対して、弾力があってある程度硬さがあって、割としっかりとした印象でした。
これが胎嚢だったようです。
最後一つは、直径3cmの球状で、薄黄色っぽい膜のなかに、液体が入っていました。
膜の表面には、粒粒とクリーム色の脂肪のようなものがまとわりついている状態で、表面には他に血管のようなものが見えました。
中の液体は持ちあげると内容物が動くのがわかりました。
表面の粒粒は、始めはとてもはっきりしており、胞状奇胎なのではとどきっとしましたが、軽く水をかけて血をぬぐっているうちに、ただの脂肪のように見えてきました。
少しの弾力はありましたが、こちらも少しの衝撃で割れてしまうような感じのやわらかさでした。
これが胎盤になるはずのものだったそうです。
3つとも、さっと血をシャワーで流して、それぞれビニール袋に入れたうえで、紙袋に入れて、朝病院に提出するまでの時間、冷蔵庫に入れておきました。
眠れず色々考えながら朝となりました
これが私たちの初めての子どもだったんだと思うと、いつまでも見ていたかったです。
どれが、胎嚢だったんだろう、他のものはいったいなんだろう、
どこかに3mmくらいの胎芽が見えるのではないか、
そんなことを思いながら、色々な角度から見ていました。
アドレナリンが出ていたのか、悲しさがその時はまだこず、眠気もなくて、今できることはなんだろう、と思って病院に提出するまでの時間を過ごしました。
ちなみに夫には朝起きてきて状況を説明しました。
血が苦手なこともあり、出てきたものはみませんでしたが、母や義母は後日説明すると見たがっていました。
このあたりは人によるかなーと思いましたが、見たい人は後悔のないようにしっかり見ておくのがいいのかなと思いました。
ここまで育ってくれてありがとう、
短い間だったけど、母親にしてくれてありがとう
自然にでてきてくれて、会わせてくれて本当にありがとう
そんなことをたくさん思いました。