共働き夫婦がフードドライヤー(食品乾燥機)を使って干し芋を作ってみた

家電

こんばんは、イチエです。
干し芋が美味しい季節になりましたね。
干し芋、大好きなんですよ。甘くて、ぎゅっと芋の味がつまっていて、炙って食べるともう最高ですよね。

でも、スーパーとかで買うと高すぎ...!
1袋400円以上するし、そもそもスーパーで売ってる小さな1袋なんて一瞬でなくなってしまう...!
自分で作ろうにも、コンクリートジャングルの低層階住まいだと、どうにも排気ガスとか気になりますし、昼間は仕事なので急な雨にも対応できずに手が出せずにいました。

それでもどうにか作れないものかと調べていると、フードドライヤー(食品乾燥機)なるものを見つけました。
さっそく購入してみたので、感想や干し芋の作り方を紹介します。

干し芋好きの方、ぜひ一緒に干し芋食べ放題ライフを送りましょう!
干し芋以外にも、ドライフルーツや干し野菜、ジャーキー作りにも使用できるみたいです。

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フードドライヤーとは

フードドライヤーは、食品を乾燥させることができる家電です。
温風を出してくれる家電で、ドライヤーより弱い風を広範囲に出してくれるイメージです。

干し芋や干物を作るときによくみるつるせるネットは、自然の日光と風を利用して食品を乾燥させますが、フードドライヤーはその熱と風を、家電でつくっちゃおうというものですね。
家の中で乾物がつくれちゃう優れ物です。

スペック紹介

今回、我が家が購入したフードドライヤーはD-STYLISTのものです。
温度調整ができて、安価で、口コミがそれなりにある、という基準で選びました。

サイズ : 高さ20.5~25.5 × 横26 × 奥行26cm
重量 : 約1.5kg
電源 : AC 100V
消費電力 : 800W
トレー枚数 : 5枚
電源コード長 : 約0.8m
タイマー機能 : なし
温度調整 : 35~70度(無段階調整)

トレーとは、食材を実際に並べる部分です。
温風がでる本体部分に、食材をのせたトレーを置いて乾燥させます。
そのため、トレー枚数が多いほど、多くの食材を乾かすことができます。
他の食品乾燥機と比較して、それなりにあるほうでした。

この機種は温度調整は可能ですが、タイマー機能のないものです。
両方あった方が便利だとは思いますが、価格がガンとあがるため、我が家ではどちらかだけにしようかなとなりました。

タイマー機能は、24時間プログラムタイマーというものを利用すれば後付け可能ですが、温度調節機能は後付けできません。
また、温度調整が効かないのは、干し芋作りにはリスキーかなということで、我が家では温度調節機能を優先しました。

フードドライヤーを選ぶポイント

フードドライヤーは機能がシンプルなため、選ぶポイントは以下の3つです。

・温度調整可能か(特に最低60度以上がでるかどうか)
・タイマー機能があるか
・消費電力

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温度調整機能

干し芋や干し野菜、ドライフルーツが目的の方は、温度調整は必ずしも必要ありません。
もちろん、あると乾燥時間が変えられて何かと便利ですが。


しかし、ジャーキーづくりが主目的の方は、必ず温度調整ができ、最低でも60度が設定できるものを選択してください。

理想を言えば、中心温度75度1分以上欲しいところです。
割と多くの細菌がこの条件で死滅するとされています。
といっても、全然生き残る菌もいますし、毒素を出す菌だと、菌は死んでも毒素が残ってしまう場合もありますので、絶対安全という基準ではないのでご注意を。

ただ、一応60度以上だと、増殖できる菌ががくっと減るので、ここが最低の基準だと思います。

フードドライヤーは出せる温度に上限がある上に、中心温度が設定温度に達しているとも限りません。
(たいていの場合、中心温度は設定温度以下になります。)
ジャーキー作りが主目的の方は、フードドライヤーで完結させず、茹でたり、電子レンジ加熱する等下処理をし、食品についている菌を減らしてから、さらに高温でフードドライヤーにかけることをお勧めします。

私が購入した機種は温度が無段階調節のタイプでした。
ぐるぐるっと回して温度を選びます。

タイマー機能

タイマー機能はあるほうが圧倒的に便利です。

干し芋作りの場合、数時間~半日ほどフードドライヤーにかける必要があります。
そのため、寝る前にフードドライヤーにセットして、タイマーをかけて寝るというのが楽ちんです。
でもも、温度調整機能とタイマー機能、両方がついている機種ってガンッとお高くなるんですよね。。。

タイマー機能は前述のように、24時間プログラムタイマーをコンセントにさしてあげることで後付けすることもできるため、温度調整機能のほうがあったほうがいいかなぁと思います。

消費電力

節約には大事な項目!
でも低ければよいってわけではなく、最低限の電力は欲しいですね。

適正な消費電力を出してくれる機種を選ぶのがいいと思います。

干し芋の作り方

それでは、干し芋の作り方です。

基本的には、天日干しと作り方自体は変わりませんが、ずぼらな私でも気軽にできる方法を書いていきます。

コンセプトは、「洗いものは少なく、でもオーブンは使いたくない」です。
そのため、炊飯器で蒸します。
オーソドックスな方法だと蒸し器ですが、蒸し器って大きいし、洗うのがめんどくさくて避けました。
オーブンレンジで低温でじわじわもありなのですが、なんだかオーブンって電気料が上がるイメージが強くて、長時間の使用はなーと思って避けました。

干し芋づくりで大事なのは、芋を甘くふかすことだと思っています。
甘くふかすためには、芋のでんぷんを酵素が分解してくれることが大事なのですが、酵素アミラーゼが動いてくれる温度帯が60度前後です。
そのため、ゆっくりじっくり加熱してくれる方法がベストです。


一番よいのは、石焼き芋みたいに、新聞紙にくるんで遠赤外線でじわじわ温める方法、
一番よくないのは、電子レンジで加熱、かなと思います。
電子レンジはすぐに火が通って便利ですが、「甘くふかす」を目的にするとちょっとよくないですね。

ごちゃごちゃ書きましたが、芋を甘くふかせて、楽な方法ということで炊飯器を使用した方法を紹介します。

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炊飯器で蒸かす

炊飯器の玄米モードを利用してふかします。

やり方は簡単で、土を落として洗ったさつまいもを炊飯釜に入れ、水を3合目くらいまで入れて玄米モードでスイッチオン。
これだけです。

通常モードでもふかせますが、玄米モードにすることにより、「ねっとり」とした仕上がりになります。
干し芋にする芋は「ほっくり」より「ねっとり」のほうが美味しくできると思うので、長い時間加熱できる玄米モードがお勧めです。

上の写真が炊飯前、下の写真が炊飯後です。
芋が黄色く色づいてねっとりしている感がでてきました。

皮をむいて切る

熱いうちに皮をむきます。
指で剥くとかなり熱いので、菜箸やトングでつまんでくるくるっととるのが良いと思います。

きれいな色の干し芋、かたい繊維が気にならない干し芋にしたい場合は、少し厚めに皮をむくのがいいと思います。
紫の皮の下にある少し白っぽい身の部分、これが色を悪くしたり、縦に走るかたい繊維があったりするので、可能であればのぞくのがいいと思います。

皮がむけたら薄切りにします。
市販の干し芋のようにスティック状にしたり、小さいものなら丸干しにしたりするのもアリですが、乾燥に時間がかかります。
最短で作りたい場合は薄切りがお勧めです。

包丁でも切れますが、もし卵をスライスする器械があったら、金属の部分にグッと押し込んで、下から芋をひっぱりだしてあげてください。
簡単に均一に芋が切れます。

フードドライヤーで10時間

あとはフードドライヤーにセットして、温度を決めて、スタートボタンを押すだけです。

フードドライヤーにトレーをセットする際、数枚のトレーを重ねます。
この機種は収納時に小さくできるようになっていますが、フードドライヤーセット時は小さくならないように高さを調節してあげます。
黄色で囲ってある部分が連結部分です。ここをもう少し横にずらすと、ぺたんこになります。

温度は、今回は40度くらいでやりました。
高温の方が乾燥時間が減りますが、低温のほうが天日干しに近いのでは?と思い、低温で行っています。

スタートボタンはパチンと押すだけのものです。

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干し芋作りでフードドライヤーを使うメリット

排気ガスを気にしなくて良い

我が家のベランダの目の前は、比較的交通量の多い道路です。
そしてマンションの低層階、どうしても車の排気ガスが気になります。

フードドライヤーを使用すれば、室内で乾燥させることが可能なので、排気ガスを気にしなくてすみます。

短時間でできる

通常、干し芋は1週間程度、干す時間が必要となります。
丸干しとなるともっとかかってきます。
干し芋産地の一つである静岡県では、冬に特有の強く乾燥した「遠州の空っ風」というものが吹くそうですが、それでも3日ほどは必要だそうです。

一方フードドライヤーは数時間から半日あれば十分乾燥できます。
思い立ってすぐできて、すぐ食べれるのがフードドライヤーの利点です。

天候を気にしなくて良い

これがフードドライヤーの最大のメリットかもしれません。

干し芋を作る際、先の天気予報を気にして、できるだけ晴れの期間が多い時期に蒸して干し始めます。
曇りや雨の日があると、うまく乾かなかったり、カビてしまうこともあるためです。

でも、休みの日にやりたかったり、家事や子育てのふとした隙間に作り始めたいなと思うこともあるじゃないですか。
そんな時、天気を気にせず、機を伺わずできるのが、フードドライヤーのメリットだと思います。
また、通常朝から始める干し芋づくりですが、フードドライヤーを使えば、夜から始めてもすぐに乾燥を開始できるため、時間を気にする必要もありません。

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夜しまわなくてよい

天日干しする際、日が落ちてきたら室内にいれる必要があります。
夜は温度も下がるし、霜がついたりすることもあります。
カビ発生リスクがあがってしまうため、夜は洗濯物のように室内に入れないとうまくいきません。

フードドライヤーの場合、最初から室内で行うため、このあたりも考慮する必要がなくて楽ちんです。
そもそも仕事をしていると、帰ってきたらもう真っ暗なんてことざらですもんね。
会社員の強い味方です。

干し芋作りでフードドライヤーのデメリット

コストがかかる

天日干しの場合、ザルか天日干し用のネットを購入すればよく、乾燥にお金がかかりません。

しかし、フードドライヤーの場合、本体の費用+光熱費が必要です。
本体費用は送料を含めて5,000円程度~
光熱費は電気代ですね。

1回でトレー5枚分、芋でいうと大き目のもの3本分くらいつくれます。
通常の干し芋の小袋の10倍くらい出来上がります。最高。

初期投資費用がかかりますが、芋の美味しいシーズンは限られているとはいえ、1シーズンで数回つくれば、十分初期投資分は取り戻せますし、電気代を考えても十分安く干し芋を満喫できると思います。

大量につくれない

実家が農家で冬になるとたくさん干していたよ!という方は注意してほしいのは、量です。
確かに、スーパーで売ってるよりもかなりの量を一度でつくることができますが、あくまで家の中で作れる範囲のロットです。

網戸くらいの大きさの干し網に、たくさんの芋を並べてつくるわけではなく、直径30cmくらいの円5枚分のトレーにのるだけしか1度に乾燥できません。大きめな芋3~4本分くらいです。

農家さんでたくさん干すイメージがある人は思ったよりもつくれないかもしれませんが、家族で食べるには十分な量ができあがります。
我が家は、平日夕食後のお茶請けと、休みの日のおやつとして夫婦でもりもり食べていますが、週に一度作れば足りる感じです。

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場所をとる

サイズはスペック欄に書きましたが、それなりのサイズ感です。
ちょっとした炊飯器を思い浮かべてもらえれば。

我が家は現状週1回使用しているため、あまり使用していない部屋に出しっぱなしにしていますが、それなりの存在感です。

よく使う方は置き場を考えた方がいいですし、たまに集中的に使う方は箱をとっておいて都度しまうのもありだとおもいます。

干し芋の保管方法

基本的に密封容器に常温で大丈夫です。
我が家はジップロックに入れて、直射日光の当たらないところに置いています。

もともと、干し芋を始め乾燥野菜は、保存性を高めることを目的として作られていました。
1~2週間は余裕です。もっと大丈夫だとは思うのですが、手作りのものなのと、食欲が抑えきれないのもあって、だいたいそのくらいで食べきってしまいます。

もっと長期間保存したい場合は、早めに冷凍庫にいれてしまうことをお勧めします。
その場合、炙って食べてくださいね。
自然解凍でも食べれるとは思いますが、おそらくドリップ感がでてしまうと思うので、軽く炙ったほうが美味しく食べられると思います。

干し芋は最高のおやつ!

先ほども言いましたが、我が家はおやつ感覚で食べています。
そう、おやつなんです。しかも栄養満点。

基本的に干し野菜はそうなのですが、水分が飛んでる分色々凝縮しているんですよね。
そして、水分が飛んでいる分、生のものより食べられる量が増えて、相対的に栄養をたくさん摂取できます。

基本的に炭水化物好きのジャンクフード好きなので、ポテチやカップ麺大好きマンだったのですが、干し芋作りを始めてからそれらを食べることがなくなりました。
だって安くて美味しくてお腹がたまるんだもの。

そういう意味でも、干し芋作りを始めてよかったなと思っています。

また、家で手作りしていると興味を持ったのか、今まで干し芋を全然食べなかった夫がつまみ食いするレベルで干し芋好きになりました。
家でつくるメリットがこんなところにもあったと感じました。

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他の食品もつくれるよ

干し芋が好きすぎて干し芋作り専用マシーンのように書いてしまいましたが、フードドライヤーはそれ以外の食品も乾燥させることができます。

干し野菜やドライフルーツ、ジャーキーなどもつくることができ、汎用性があります。
個人的には、市販の甘いドライフルーツも好きなので、今度はパイナップルに糖をまぶして乾燥させてみたいと思います。

意外と汎用性があり、楽しい家電を手に入れてしまいました。
今後も色々つかっていきたいと思います。

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